映画「ネスト」 ※ネタバレ注意
たまたまWOWOWでやってた懐かしのケビン・コスナー主演「ネスト」を見た。
長女役の子がなんか可愛いと思ったら「パンズ・ラビリンス」の少女役の子かぁ・・・(年が過ぎるのが早い)
長男は後半ほとんど絡まないので省略。
離婚した小説家が田舎の超庭付き一戸建てかったら曰く付きだったよ!
っていう、ほんとうに内容としてはこれだけの作品。
年頃の娘と息子がいながら森の奥にぽつんとそびえる一軒家を買った時点で父親(ケビン)のダメさが分かる。
最初のうちは長男が貰ったアリの生態や長女の微妙な心理状態、とか
父親が子育てに苦悩する話とかの合間に、夜は家の前の森が不気味だよ~と煽ってくるのだけど
後半がね・・・・。
↓以下ネタバレ↓
長女が転校先の学校でイジメにあったのを一人悩んで森で寝転んでいるところに
おかしな動物の鳴き声→家に帰ってきたら泥まみれでした、くらいから長女が超不安定になる。
で、前に住んでた母子が、母親が行方不明になった後、祖父に引き取られた娘も火事で亡くなったと知って、
家に問題があるんじゃね?と思った父は(母子の)祖父宅に侵入。孫が庭の塚によっておかしくなったので焼き殺しました。お前も自分で手を下せよ!と言われてショックを受けた父は帰宅の途へ。
出かける間ベビーシッターを頼んだばーちゃんがまず犠牲になって、ついに塚を壊すことを考えた父が業者に爆薬セットさせてると、塚の専門家の教授が乗り込んできて、古代の「マインドウォーカー」を埋葬した墓なんじゃないかと思うから壊さないで~とやってくる。
ますます怪しいので取り壊そうとしたらシッターの死体発見。
↓
取り壊しは中止になるが、警察の人が何者かに引き摺り出されたのを見た父親が家族連れて逃げようとするが、娘がまた様子がおかしい。ついに家まで襲撃に来たマインドウォーカー(プレデターのしょぼい奴みたいな外見)を迎え撃ってると娘を誘拐されたので、息子を隠して娘を取り戻しに行く。
塚の横に入り口の穴があったので入ってみると、奥で泥まみれの長女発見。
連れて出ると、すぐに入り口を爆薬入りのタンクで塞ぐが、やめてー!と懇願する長女はマインドウォーカーになってました。あぁやっぱり殺さないとダメなのか・・・的な父親の顔を写しだし、父+長女はマインドウォーカーを道連れにドカン。
勇気を出せ!と父の様子を見に来た長男が「パパ?」と呼ぶと、マインドウォーカーの雄叫びが・・・なところで終了。
えっ?!ハッピーエンドじゃないの?ということにビックリした。
よくケビンさんとか長女役の子とか仕事受けたよね。
前半、長女の変な様子と効果的に使われるアリ+クモで典型的なホラー映画か、はたまた昆虫モンスター映画か・・・と思わせといて全然関係ない伏線で変な見た目の(かなりショボい)クリーチャー登場。
長女は発疹出てた程度だけどいつ化物になった?的な唐突さだし、
マインドウォーカーがあれだけいて、シッターとか警察官食べてるなら、もっと町の人に被害が出てもおかしくないと思う。
等ツッコミ所満載、しかも鬱エンド。
本当にアレで終わりなの?と調べてたら(本当に終わりでした)↓Faceboookにラスト10分前までのあらすじ書いててワロタw
http://ja-jp.facebook.com/nestmoviejp